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ピップのその後 <決してあきらめてはいけない。>

前回ご報告した段階では、ステロイドの副作用で筋肉はすっかり消え、車にジャンプして乗るのもやっとでした。
頭蓋骨の形まで想像できるほど、がりがりに痩せ、10キロあった体重が、たったの
8キロにまで減ってしまいました。

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          こんなに痩せて、首輪なんかゆるゆる、、、。

あれから、2ヶ月ほど経ちました。
その間に、3度の血液検査をしました。
いかに蛋白質が血液の中に増えているかの検査です。
なにしろ、蛋白質が腸に吸収せず、流れて出ていってしまうからです。

もし、ステロイド治療で蛋白質が増えることがなければ、恐らく「内臓の癌」、増えてく
れば、治療可能な「大腸炎(Inflammatory bowel disease)」ということです。

去年の9月に肝臓機能停止と言われ、死の勧告を受けました。
腹水が溜まり、それはそれは、ひどい状態でした。

お腹はこんなになって、、、、。



         この写真を見ると涙がでそうになります。
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腹水で内臓が圧迫され、苦しくて一晩中、何度も何度も寝返りをうっていました。

あと一週間以内の命と言われ、、、
夫もこのときばかりは、かなり甘やかし、苦しそうなお腹をさすっていました。
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まだ、死んで欲しくない、あなたはたったの6歳、、、。

ピップの血管は、針もやっと入るほど細く、規定量の血液を採取するのがもう大変。
「キャーン。」「よし、よし、我慢してね。」見ていて本当に痛々しそうです。
どうか、蛋白質が増えていますように。

1回目の検査結果では、蛋白質の数値が、かなり低い3だったのが、
4に上がっていました。
獣医は「まだ安心しないでください」と言います。
でも、癌ではないかもしれないという希望が出てきました。

ステロイドを続けて服用し、食事は沢山の蛋白質を与えました。
薬の副作用で、食欲は相変わらず凄い!

2回目の血液検査では、なんと数値が4.5に上がっていました。
ますます希望が出てきました。

ステロイドも1日半分の1錠に減らしてもよいということになりました。

3週間ほど前から、筋肉も付きはじめてきて、もとのピップに戻ってきました。
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そして、先日、3度目の血液検査です。

体重はもとの10キロに戻り、蛋白質の数値が、なんとほぼ正常な6になっていました。
「100%確実というわけではないですが、恐らく、癌ではないでしょう。」

今は、ステロイドを2日に1錠と減らしても良いことになりました。

一度は死の勧告をされたピップ、正直言って、あきらめが頭をかすめたこともあります。
「いや、あきらめてはいけない。この子を絶対に治してやろう。」
と思い直したことが、ここまでの回復につながったと信じています。

物事、あきらめたとたんに、どんどん落下してしまう気がします。

ピップはこれからも、ずっと薬を飲み続けなくてはいけないかもしれないけど、
少しでも長く生きて欲しい。

本当にあきらめなくて良かった。
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by maribabalondon | 2009-02-08 08:41 | 犬/その他の動物 | Comments(28)
Commented by aamui at 2009-02-08 11:32
そうですね 諦めたら終わりですよね 諦めないぞ!ほっとしました(~o~)
Commented by priya at 2009-02-08 11:52 x
諦めたら、そこで終わりなんですよね。
諦めずに、頑張った先生とご主人、そしてPipが
この奇跡を呼び寄せたんだと思います。

この写真を見ていたら、先生のお宅でPipに会った時、
庭を元気に走り回る姿が浮かんできて、思わずうれし涙が出てきました。

先生とご主人のPipへの強い愛情と彼の生命力があれば
あとは元気になるしかないはず!!
ああ、ホントによかった~!!!
Commented by akageno-ann at 2009-02-08 14:25
最初の痩せたお話に・・心が痛かったですが、最後までよんでほっとしています。私のご近所のワンちゃんもおなかが膨れて大変でした。おそらく14歳(迷い犬なので)くらいといわれていますが・・5年ほど前から何度も危ない思いを繰り返しつつ、でも頑張っていて、今は短いけれどもお散歩もしていると聞きました。
もう引っ越されたのですが・・きっと元気でいると思えます。
ピップちゃんを大事にされるあなたのお気持ちがきっと通じていますね。
Commented by fmutu at 2009-02-08 19:05
本当によかったですね!
きつかたですね。。。。
でも、もう大丈夫ですね!!!
健康になってたくさんお散歩いってね^v^
Commented by maribaba at 2009-02-08 19:21 x
aamuiさん

ありがとうございます。
諦めないぞー。と何度も自分に言い聞かせました。
ほんと、良かった。
Commented by maribaba at 2009-02-08 19:26 x
priya さん

ありがとう。

そうですね。私達だけでなく、ピップも「もっと、生きたい!」
(もしかして、もっと食べたい!かもしれないけど)
と、強く願っていたのかもしれませんね。

ほんとに良かった。
Commented by maribaba at 2009-02-08 19:33 x
annさん、こんにちは。

迷子犬ちゃん、そのご近所の方に、縁あって拾われて、
何度も助かっている、、、。
よぼよぼかもしれないけど、きっと今でも生き続けれいる
と思います。
小夏ちゃーん、良かったね。Annさんとこの子で。
長生きしてね。
Commented by k-coco at 2009-02-08 19:34 x
maribaba さん。こんばんは。
ピップちゃん ほんとうによく頑張ったね!!
しっかりした表情からも元気になっているのがよくわかりますよ。
maribaba さんとご主人さまが献身的な看病をされていた様子も
ピップちゃんに対する愛情の深さがうかがえて
ほんとうに感動です!

どんなことがあっても最後まで諦めないこと!
大切なのは絶対に諦めないことですね!
ほんとうにそう思います。。。
Commented by maribaba at 2009-02-08 19:40 x
fmutuさん

ありがとう。

腹水が溜まっていたときも、頻繁に短いお散歩に連れて行き、
「腹水よ、出ろ!」と何度も念じていました。

ある日、もの凄い勢いで、お水のような便(ごめん、きたなくて)
が大量に出たんです。
その時を境に、腹水がだいぶ、無くなってきたんです。

思いが通じたんでしょうか。
Commented by maribaba at 2009-02-08 19:45 x
k-coco さん、こんばんは。

ありがとう! 腹水もひどかったでしょう。

でも、ピップがこの家に来たのも、何かの縁だと思って
います。
ほんとに、「諦めないぞ!」という気持ち大事ですよね。
私たちの気持ちが、ピップにも通じたのでしょう。
Commented by londonkidsmama at 2009-02-08 22:43 x
物事、あきらめたとたんに、どんどん落下してしまう気がします

の言葉にジ~ンです。
その通りですね。

また、ピップと先生の築き上げてきた絆も感じます。

生き物って(話せないものでも)「心」があるので素晴らしいね!

いつかヒップに会いたいな~。
Commented by karibu-chai at 2009-02-08 23:44
maribabaさん、こんばんは~♪
ピップちゃんこんなに元気になったのですね・・・
なんて嬉しいことでしょう~
検査のたびに祈るような思いでいらっしゃったことでしょうね。
ピップチャンの生命力もさることながら、maribabaさんご夫婦の
愛情の賜物ですね・・・
最後まで決してあきらめない・・とても大切ですね。
このまま、元気でいてね~ピップちゃん!
Commented by maribaba at 2009-02-09 03:32 x
londonkidsmamaちゃん

犬や猫は周りの空気をすばやく感じ取るんです。
だから、夫と私が険悪な雰囲気になれば、すぐ
に、なだめにやってきます。
子供や、ペットの前で夫婦喧嘩は禁物ね。
Commented by maribaba at 2009-02-09 03:36 x
karibu-chaさん

ありがとうございます。
そうなんです。ほぼもとどおりになりました。
検査のたびに、祈る思いでした。

まだ薬を続けなくてはならないので、ケンネルに預けて旅行
というわけには行きません。 
けど、こんなことなんでもないですね。
Commented by elliottyy at 2009-02-09 06:46
よかったですね~!本当に本当に!!
家族の一員☆
これからも薬を飲見ながらでも長生きしてほしいですね☆
こんなにも愛されているピップちゃん☆
愛の力は強いね^^
Commented by maribaba at 2009-02-09 07:37 x
ありがとうー。

おたくのスター君、昨日私とちょっとお話したんです。
ほんとにいい子。
ピップは、またやんちゃに戻って、夫の手を焼かしていますが、
長生きして欲しい。
Commented by ikehana88 at 2009-02-09 08:25
こんばんは。
昨日のパーティーで少しお話させて頂きましたCardiff在住のikehanaと申します。
最初の写真を見た時、「あ♪うちのふくちゃん(実家の犬です)と同じ子だ〜」と思って嬉しくなったのですが、、
読み進めて行くうちにmarikoさんやご主人の気持ちが痛いほど伝わって来て。。家族が病気になると言う事は、本当につらいですよね。しかも、もの言わぬ相手だとなおさら。。
でも、ピップちゃん。元気になって本当に良かったですね。
夏には大好きなお外を駆け回れますように^^
Commented by momomo at 2009-02-09 08:43 x
ピップくんのこと、ずーっと気になってました。
よかった・・・先生の思いがつうじたんですね。
ピップくんもその思いに応えようとがんばったんですよ。
窓から景色を見ているピップくんの写真・・・「がんばらねば!」という意思を感じました。
ワンコって人をよ~くみていますもんね。
飼い主が元気がなかったり、心配そうにしていると気持ちをくみとってしまいます。
先生の「あきらめない!!」という気持ち、ピップくんにパワーをあたえたんでしょうね。
よかった(T_T)。
Commented by macoan at 2009-02-09 19:40
maribabaさん こんにちは♪
早速遊びに来て下さってありがとうございます。
コメントを頂いてこちらへ伺ってみたら…ピップちゃんの苦しそうな姿。
maribabaさんのコメントがよみがえってきました。「大事なモノを…」って。
私はほんとにおっちょこちょいで、いろんな失敗をしても
結局大事には至らずいままでやり過ごせてきましたが、
ホントにmaribabaさんがおっしゃるように忠告なんだと思います。
カメラのこと実はいっちゃんのおめでたいことと一緒では
申し訳ないと思いながら…自分への忠告という意味もあって記事にしました。
これからもよろしくお願いします。リンクいただいてよろしいでしょうか?
Commented by ぺぱこか at 2009-02-09 23:54 x
はじめまして、パーティーで少しだけお話したぺぱこかと申します。maribabaさんをPlodさんからご紹介してもらいました!
ピップちゃん、良かったですねーやっぱり諦めたらダメですよね。子どもの飼っていたネコが体が腎臓が生まれつき弱く、大人にはなれないだろうとお医者様に言われましたが、結局6年元気に楽しく人生全うしていました。やはり家族の愛って大切なのでしょうね、人間も動物も☆

また遊びにきます!
Commented by tonkichi-UK at 2009-02-10 02:49
こんばんは。
ビップちゃんのその後、ずっと気になっていたんです…
3回もの血液検査、そしてステロイド剤の使用。ビップちゃん小さな体でがんばりましたね。
そしてがんばった甲斐あって、おそらく癌ではない、というお医者さんの言葉! ちょっとほっとしました。
「物事あきらめたとたんにどんどん落下してしまう」・・・この言葉、ほんと激しく共感します。
ご家族の愛に守られて、ビップちゃんが一日も長く、楽しく暮らせますように、お祈りします。
Commented by maribabalondon at 2009-02-10 03:20
ikehana88ちゃん、
コメントありがとう。
ピップお宅の実家のふくちゃんと同じ種類なのね。

今はおかげさまで元気です。

またやんちゃに戻り、手を焼かしています。
でも、本当に良かった~。
喜びを噛み締めています。


Commented by maribabalondon at 2009-02-10 03:24
momomoちゃん

お互いペットを飼う身、こういうことになると辛いよね。

ピップは、ドライフード、サイエンスもアイアムも体に合わなかった
みたいです。今はバーンという完全オーガニックのドライフード
に切り替えました。
食欲はすごくあります。
でも、今はほっと一安心です。
いつも心配してくれてありがとうね。
Commented by maribabalondon at 2009-02-10 03:30
macoanちゃん

この場合に限り、「諦めが肝心」という言葉が適しているかな。
でもただ諦めるんじゃなくて、「しっかりしなくっちゃ」と肝に命じて
諦める。
これからは、こういうこと絶対に起きないよ!

Commented by maribabalondon at 2009-02-10 03:36
ぺぱこか

コメントありがとう!
お顔はっきり覚えていますよ。背も高くてすらっとしてますね。

猫ちゃん大人になる前に死ぬと言われ、6年も生き延びたのね。
よかった。
死の勧告をされても、かなり生きるという例も少なくないわよね。
飼い主の祈りは、通じるんですね。

また遊びに来てね。
Commented by maribabalondon at 2009-02-10 03:41
tonkichiちゃん

暖かいコメントありがとう。

腹水が溜まっているとき、1日に数回、短い散歩に連れ出し、
歩くピップの後ろから、「腹水よ出ろ!」と何度も念じました。
すると、凄い勢いで、水が便と(きたないけど)一緒に
出たんです。それもかなり大量。
夫はそれを言うと笑うけど、私は祈りが通じたんだと思います。
Commented by ma-tarou at 2009-02-10 09:09 x
真理子先生、こんにちは。
ピップちゃん、元気になってきて良かったですね!
お腹に水が溜まってパンパンになってる写真は本当に痛々しくて可哀想ですね。目の前でこんなに苦しんでいる愛犬を見た先生や旦那様はどんなに心を痛めたでしょう・・・。
私も昔飼っていた犬が子宮内膜症で同じようなお腹になっていたのを思い出しました。私の犬は手術で全部摘出し、病院から帰ってきたらお腹周りがガリガリになっていてそれはそれで痛々しかったです。(涙)
ピップちゃん、このまま回復してくれる事私も祈っています!
Commented by maribaba at 2009-02-11 02:51 x
ma-tarouちゃん

ピップのこと心配してくれてありがとう。
凄い腹水でしょー。ほんと苦しかったと思うよ。
でも、ピップもがんばった。
子宮内膜症、聞いただけでも痛そう。やっぱり腹水が溜まるのね。
手術も大変だったでしょうね。
犬や猫は、愚痴をこぼさないだけに、ほんと見ていてかわいそう
になるね。
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