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認知症の母 

       日本滞在中は、トラブル続きでゆっくり桜を見ているどころではありませんでしたが、
       講習が終わり、やっと妹と母に会うことができました。

       母のディサービスの送迎車が着く際に、私がお迎えに出てみました。
       やっぱり覚えていなかった・・・・
       「私はだーれだ。」と聞くと 「誰って・・・・そんな急に言われたって・・・
       私の叔母にあたる人でしょ?」
       ククッ。
       やっと3日目に「あらー、まりちゃん!」
       
       ディサービスに出る前に、私に「良かったら戻るまで私のベットで寝ていたら」
       「大丈夫、隣の部屋に寝ているから。」 「隣の部屋?」

       どうやら、以前入居していたケアハウスと混乱しているようです。
  
       声に張りがあり、話し方はしっかりしているのだけど、ボケだけではなく、その他
       もろもろ・・・
       介護は本当に大変です。
       妹なりに母が転ばないように、家には色々な工夫がしてありました。
       下の始末・・・これが妹にとって一番辛い仕事だと思います。
       こんなとき、私も一緒だと、介護量だけではなく、第三者に理解をしてもらえる。
       それだけで、辛さも半分になるのだと思います。

       仕事が終わり、少しゆったりした気分に。妹と犬の散歩に行きました。
       
       
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           やっと、ゆっくり桜が観られた。                     
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       ボストンテリアのスパーキィー。2月の寒い時期に河原にうずくまっていたらしい。
       保護犬だった、スパーキィーも今は幸せです。       
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        しかし、妹は毎日よく歩く。私は後ろから付いていくのがやっと。

        母と別れるとき、ベットにいた母を抱きしめて、「また来るからね。」と
        言って別れてきました。

        妹よ、悪いね、よろしくお願いいたします。


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by maribabalondon | 2015-04-12 18:43 | 日本
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